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Baselight 5 はHDR、VFX、360 VR向け機能を備えてさらに進化

FilmLightの定評あるグレーディングソフトウェアのプラットフォームに将来を約束する数々の新機能を追加

「Baselight 5はまったく新しいソフトウェアのように感じます。グレーディングの根本的な機能が改善されていますが、それは新しいレベルの技術的な精度であり、素晴らしいツールのコントロールで、しかもこのふたつを融合しているのです」と語るのはSHED LondonのDIカラリスト、Matt Watson氏だ。NAB2018(ラスベガス・コンベンションセンターで4月9日〜12日開催、ブースSL4310)では、さらに多くのカラリストや制作関係者が熱狂することになる。FilmLightは、業界をリードするグレーディング・プラットフォームに最近追加された新しい機能を実演するからだ。

Baselight 5の心臓部はBase Gradeで、最近の大ヒット映画やTVシリーズで広く使われている。多くの人々にとって、計り知れないほどの生産性を提供するツールであると実証されている。「すでにいくつかの大型作品でBaselight 5を使っています。その中にはNetflixのオリジナル作品であるMercury 13も含まれます」とはCreativity MediaのシニアカラリストMatthew Troughton氏の証言。「Base Gradeは、私にとって“頼りになる”機能となっています。全体のコントラストを維持しながら最暗部のディテールを取り除くことができます。以前は、キーを使わなければできなかったことです。素早く簡単で、その結果、よりクリエイティブなことに時間を使うことができます。」

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HDR技術の進化にともなって、Baselightのカラリストはより多くのHDR撮影から映画、プレミアムなTVプロジェクトに関わるようになってきている。最近作であるBlack PantherやBBCのBlue Planet IIがその例だ。Base Gradeは、異なる納品フォーマット間やSDRとHDR間を行き来する苦痛を取り除いているが、FilmLightは新たにより革命的なツールを開発し、カラリストが正確にコントロールし、行き来をさらに簡単にできるようにした。Boost RangeとHDR対応のLooksオペレータである。

Boost Rangeは、SDRからHDRに変換する際に映像のダイナミックレンジを拡大する。これにはローカル・トーンマッピングという手法が使われている。このため、より自然な結果を得ることができ、より忠実なコントラストの再現できる。このアルゴリズムによって拡張したハイライトに発生するノイズの問題を除去し、アップ・コンバージョン全体を通して、より大きなダイナミックレンジを達成しながらも、安定した映像を得ることができる。

LooksオペレータはHDR用にアップグレードされ、デジタル・イメージ・パイプラインに、より好ましい色の演出を提供する。新しいHDRオプションにより、シネマティック・ルックを作り出す調整項目が追加され、同時にSDRからHDRまで、すべての納品作品において、可能な限り最高の画質を維持することができる。

「新しいLooksは、極めて有用です」と話すのはアムステルダムのFilmmoreのシニアカラリスト、Fernando Rodrigues氏。「最初見たときに、白が飛んだり、黒が潰れてしまうだろうなと思うような映像でも、いとも簡単にディテールを引き戻すことができるのには驚きました。最高なのは、映像に素晴らしい“厚み”を加えてくれることで、これこそが私のクライアントの多くが求めていることなのです。この効果はまさしくフィルム・ライクです。」

ミュンヘンをベースにしている撮影監督Mathias Fleicherも同じ意見だ。「Looks機能を使うと、とてもシネマティックなロールオフを実現できます。しかも、素敵なスキントーンも作り出せます。デイリーズ作業の際に、フィルムスキャンの素材を扱っているような気分に浸れます。」

NABで紹介される新しい機能の中には360/VRも含まれる。360/VRでBaselightに備わったすべての武器が利用可能ということである。セカンダリー、Paint、そしてPerspectiveも含むすべてのツールを使って、360素材をPanoramaオペレータでサンドイッチして、グレーディングを施すことができる。Panoramaオペレータは、LatLong(経度緯度表示)あるいはEquirectangular(正距円筒図法)のプロジェクションを正常なプロジェクションに戻したり、その逆をしたりといった機能を持っている。LatLongプロジェクションは、Baselightの強力なフォーマットシステムに統合され、LatLong映像を標準的なパースペクティブで見ることが、Cursorビューに追加されたスイッチで切り替えることができる。

Relightツールも強化され、エリアライトに対応することで、反射光のハイライトを追加したり、調整したりでき、結果的に現実に近いライティングの変更が可能になっている。Relightツールを使うと、イメージビューワーを直接クリックすることで、照明の位置と反射光を正確にコントロールできる。

Baselight 5の最初のリリースにはGrid WarpやPerspective Trackerといった多くのVFX機能が追加されていた。「Perspectiveトラッキングをすぐに使ってみました。非常に有用だということがはっきりわかりました」とMatthew Troughtonは付け加える。「手作業のつじつま合わせや、妥協的にパースのついたウィンドウを使うような問題を解消してくれます。」

最新のバージョンでは、Textツールを完全に書き換え、Baselightでフィニッシングするようなプロジェクトでのワークロードを減らすことができるようになっている。また、テキストによる創造性にも貢献する。シェープのようなトランスフォームがテキストに追加され、テキストはオブジェクトとして、Perspective Transformやトラッカー機能によって操作することができる。

この他にもたくさんの新機能が追加されており、効率を高め、ワークフローを改善することができる。この中には、ストリップを誤って削除してしまうことを避けるストリップ・ロック機能、オペレータによるストリップの選択、Chalk内でのボタンやアクションの検索、R3D、Phantom、Sony XAVC、Sony RAW MXFファイルのトリミング、現在のフレームとメタデータを表示する新しいClient View、メインモニターにショットのレイアウトをスクロール可能なサムネイルで表示する機能、そしてBaselight

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レスパスビジョン、Baselight導入へ

コマーシャルと映画のカラーグレーディング・ワークフローを加速

レスパスビジョン株式会社(本社: 東京都渋谷区、鈴木仁行代表取締役)は、FilmLightのBaselight TWOとFLUX Storeを導入することを発表した。11月の稼働に向けて着々と準備を進めている。

Baselight TWOは、FilmLightがNAB 2016で発表したVersion 5.0ソフトウェアを搭載した最新モデルで、3式のコンピューティング用GPUを搭載し、4Kモニタリングが可能なグレーディング・システムで、世界中のハイエンド・ポストプロダクションで、映画やコマーシャルの制作に用いられている。今回、Baselight TWOとともにFLUX Storeも導入し、社内の他のシステムとの間を40ギガビット・イーサネットで接続し、高速なデータフローも実現する。IBC 2017で正式にリリースとなったVersion 5.0を搭載した、日本で最初のBaselightとなる。

同社システム部の久保江陽介氏は、「ハイエンドの世界では標準機と言われているBaselightですから、その潜在能力に期待しています。弊社には、それを引き出す技術と環境が揃っていると自負しています」と話す。レスパスビジョンには、すでに、Rio、Lustre、Filmmaster Nucoda、DaVinci Resolve、Mistikaといったグレーディング・システムが揃っており、Baselightの導入が多くのクライアントからも期待されていた。

FLUX Manage UI

新しいFLUX Manageでワークフローを加速

今回の導入において機種選択を主導したFlameアーティストでカラリストの長島正弘氏は「Baselightは、他のグレーディング・システムに比べ、カラーコレクションの根幹部分が進化しています。V5.0でオートマチックに計算式でカラースペース変換ができる新しいカラーマネージメントシステムが搭載され、5つの帯域でプライマリーがコントロールできるBase Gradeが追加されました。また、撮影からポストプロへの連携ができるPrelight On-Setなどにより総合的にワークフローを強化できることに優位性を感じ、導入を決めました。CM業界でBaselightの名前が浸透することを信じています」という。

Base Grade UI

Baselight V5.0に新しく搭載されたBase Grade

代表取締役の鈴木仁行氏も「FilmLight本社のCEOに何度も足を運んでもらって、最初に検討を始めてから5年の月日が経ちました。私自身は前から最も優れたグレーディング・システムという認識があったのですが、やっと機が熟したという実感です」と付け加える。

 

9月中にシステムを導入して、10月をトレーニング期間とし、同社の創立30周年の記念日となる11月2日のオープンを予定している。

了…

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年末年始休業のお知らせ

2016年もたいへんお世話になりました。

filmlightchristmas

年内の営業は12月28日まで、年始は1月5日より平常営業となります。まことに勝手ながら、12月29日〜新年1月4日まで休業とさせていただきます。…

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NAB2016: FilmLightはBaselight 5.0を発表、HDRのグレーディング機能をさらに強化

FilmLightは新しいBaselightのソフトウェア、バージョン5.0を発表します。それには、まったく新しいカラーコントロールとこれまで以上に洗練された直感的なグレーディングツールが含まれており、プロのカラリストはもちろん制作プロセスにかかわるすべてのクリエイティブ・アーティストに新しいツールを提供します。この最新のリリースでは、HDRグレーディングと拡張したカラーガマットの両方に最適化された新しいツールセットが導入されます。

FilmLightはここ数年にわたってHDRフィニッシングの最先端に立ってきました。これはBaselightが持つ柔軟で、しかも安定したレンダリングエンジンを活用して、HDRマスタリングに必要とされる広範囲のテクニックを提供できたからです。BaselightはDolby Visionのマスタリングを可能にした最初のカラーコレクション・システムであり、これまでDolbyのみならず、HDR技術の先駆者であるソニー、NHK、BBCとも協力してSMPTE ST-2084やARIB STD-B67を含むHDRマスタリングの方式やフォーマットの実装や改善に尽くしてきました。

HDRディスプレイやプロジェクターは現在、これまで以上に入手が容易になり、より黒い黒や輝くようなハイライト、そして広いカラーガマットがマスタリングの課題となりつつ、従来のテレビやシネマ・プロジェクターも同時にサポートする必要があります。NAB2016において、FilmLightは、その業界トップのHDR技術とワークフローを幅広い製品群を用い、複数の4K HDR可能なマスタリング・ディスプレイとともにデモし、HDRグレーディングによって得られる創造性を実演します。

「HDRのグレーディングとマスタリングにはいくつかの障壁があります」と話すのはFilmLightのCEO、Wolfgang Lemppです。「カラリストには、これまで以上のダイナミック・レンジを扱える対話的で直感的な方法が必要です。自然なグレーディングも必要です。しかも、他のフォーマットの納品のために費やす努力は最小限にしながら、HDRイメージから得られる経験にできるだけ近い高品質に仕上げる必要があります。Baselight 5.0のツールセットは、これらの課題に真正面から向き合っています。」

Base Gradeの新規導入
Baselight 5.0のために新たに開発されたのがBase Gradeで、人間の目が色を捉える方法を正確に模しています。base、exposure、tintの3つの要素によってイメージの色を調整することによって、その反応は直感的で予測可能なもので、HDRイメージを自然にグレーディングすることが可能になります。exposureの各ゾーンはイメージ全体のバランスを損なうことなく独立して調整することができます。Base Gradeはカラーグレーディングに、より写真的なアプローチを導入するもので、exposureのストップ値やプリンターライトによって、DoP(撮影監督)が期待しているものを実現することを可能にします。

FilmLightの主導開発者であるMartin Tlaskalは「Base Gradeは、これまでに我々が開発したなかで最も進化したクリエイティブやグレーディング機能です。ユーザーの『感じ方』は、選択しているグレーディング用カラースペースにかかわらず、常に一定になります。知覚的にリニアなスペースで動作しますので、RAWフォーマットやOpenEXR、あるいは他のシーン・リファードなデータにおいて、HDRでもSDRでも完璧なグレーディング手法ということができます」と説明する。

拡張されたカラーマネージメント
Baselight 5.0は、この新しく直感的な手法をFilmLightの比類のないカラーマネージメントと広範囲のHDR処理能力に組み込むことになります。新しくカラースペース「ファミリー」の概念が導入され、テレビ・映画・モバイルなどの異なる表示環境に対する納品プロセスを単純化することができます。

複数の表示フォーマットの納品物が必要な場合、その仕上げプロセスは複雑で時間のかかるものになりますが、このパワフルな機能によって、自動的に正しいレンダリング用の変換式を選択することによって、不確実性を取り除きます。いったんグレーディングにOKが出たら、Baselightは「ファミリー」のなかの最適な変換式を選択し、納品物がそれぞれの目的に最適化されていることを確実にします。

新しいガマット最適化
さらに、新しいガマット最適化機能によって、Baselight 5.0は本質的で実現の用意なガマット・マッピング機能を提供します。これは最新のHDRディスプレイを構成す要素のひとつとなっている広色域に対応するものです。

Before and after gamut compression

gammut compressionの適用前(左)と適用後(右)

「新世代のハイエンド・カメラは究極的にパワフルで、しかしながら、それゆえに現在のテレビ画面には到底表示できないような色までもキャプチャーしてしまいます」と説明するのはLemppです。「我々の新しいガマット最適化機能は、これを簡単に修正し、納品フォーマットに最適な自然なガマット・マッピングを実現します。」

HDRイメージの色が規格のカラーガマットに収まらない場合、新しいgamut compression機能はきめ細かくガマットの内側に引き戻します。これは外側のカラーボリュームを圧縮するもので、内側のカラーボリュームには影響しません。明るく、サチュレーションの高い色はクリップされることなく、イメージの破綻を招くことがなくなります。このプロセスは非常に高速で、カラリストは単に最後のチェックの段階で、必要な部分に処理を施すだけでよく、イメージを完全にする作業により多くの時間を費やすことができます。

FilmLightは、この新しい革新的なアプローチを4月18〜21日にラスベガスで開催されるNAB2016において、同社ブース(SL3829)で紹介します。

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ドルビー、Baselight Xを採用

FilmLightの最新のBaselightシステムがドルビーのHDR推進の新しいエンジンに

【2016年2月4日 ロンドン発】FilmLightは、長年の顧客で技術パートナーでもあるドルビー(Dolby)に最初のBaselight Xのうちの一台を納品したと発表しました。Baselight Xは、最新のBaselight製品で、最も進化したハードウェアを採用し、最も要求度の高いプロジェクトに対応するため、並外れたパワーとパフォーマンスを持つように設計されています。ドルビーは、この新しいBaselight Xを同社のBurbankの施設において、Dolby Visionのマスタリング・スイートで使う予定です。

ポストプロダクションにおけるより高い解像度と品質の必要性、さらにより高いダイナミックレンジと拡張したカラーガマットに対応するため、Baselight Xではそのアーキテクチャーを一新しています。システムは、6式のプロセスGPUに加えて、波形モニターとベクトル・スコープのリアルタイム表示を含むユーザーインターフェースのための7式目のGPUを搭載しています。これにより、複雑なグレーディングと特殊効果、マット・チャンネルを含む複数のレイヤーであっても、リアルタイム再生と処理を達成しています。

Baselight X

Baselight X

Baselight Xは、内部の画像処理エンジンに直結した巨大な超高速ストレージを搭載し、4K 4096 x 3112 16bitのフィルム・スキャンを再生し同時にその結果をディスクに書き込むというドルビーのニーズに取り組んでいます。

ドルビーとFilmLightは、長いコラボレーションの歴史を刻んでおり、BaselightはDolby Visionのマスタリングを実現する最初のグレーディングシステムにも採用されました。ドルビーの開発部には実際4式のBaselightがあり、そのうちのBaselight EIGHTをBaselight Xの拡張されたパワーにアップグレードします。これにより、ドルビーのカラリストもカラーサイエンティストも、高解像度、高ビット深度のHDRグレーディングとフィニッシングのための究極のリアルタイム制御を手にすることができます。

Baselight X has six processing GPUs and a dedicated GPU for UI & scopes

Baselight X の6式のプロセスGPU

「ドルビーの展望は、劇場と家庭の両方で、一般消費者の動画像体験を変えることです。私たちはBaselightを使って、高いダイナミックレンジと拡張したカラーガマットによるこの新しい体験を研究し、開発していきます」と話すのはドルビーラボラトリーズのカート・ベルマーさん(Curt Behlmer, SVP, Content Solutions & Industry Relations, Dolby Laboratories)です。さらに「私たちがこの新しいポストプロダクション技術をフィルムメーカーに公開すれば、彼らは高品質とリアルタイムのパフォーマンスに期待を寄せます。私たちは、FilmLightとの緊密な関係の中から、各ツールを最適化し、彼らの期待に応える製品づくりの一助になれることを喜ばしく思っています。私私たちのこの新しいBaselight Xを使って、現在進行中のDolby Visionコンテンツの開発を進めたいと思います」と話しています。

Baselight Xは、ドルビーの他、米国内の2社のユーザーも購入しており、NAB2016では、公式の展示が行われる予定です。

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株式会社テクノハウス、FilmLightの代理店に

【2015年10月26日 東京発】 フィルムライト株式会社はこのほど、英FilmLight Ltd.が株式会社テクノハウス(東京都中央区、代表取締役社長 櫛引則彦)と新たに代理店契約を結んだことを発表しました。

株式会社テクノハウスは、数々の放送・業務用映像機器の輸入販売に実績があり、同時にポストプロダクションにおける編集システム構築においても高い評価を得ています。フィルムライトは、テクノハウスのこのような実績と評価を考慮して、新しい代理店としてFilmLight Ltd.に推薦しました。

FilmLight Ltd.の共同創設者で のWolfgang Lemppは「FilmLight製品が日本に浸透していく上で、高い販売力と技術力を持ったテクノハウスにわれわれのパートナーとなっていただけたことをたいへん喜ばしく思っています」とコメントしています。「 日本の市場は先進のテレビフォーマットに向けて急速に変化しており、テクノハウスの放送とポスト分野における豊富な経験は、われわれのトータルなカラーパイプラインソリューションを広める上で重要な役割を果たしてくれるものと期待しています。」

すべてのFilmLight製品はUltra HD 4KやHDRコンテンツに対応しているだけでなく、あらゆる場面で最高のルックを提供します。オンセットからポストプロダクションの制作フィールドでも、劇場や家庭の視聴においてもその違いは明らかです。Baselight Editions(プラグイン)によるレンダーレスワークフローとTruelightカラースペースの組み合わせによりFilmLightが提供するソリューションによって、撮影から納品まで全行程のカラー管理が可能になります。

株式会社テクノハウスの櫛引社長は「われわれとしてはポストプロダクションの市場を開拓する強力なツールを求めていたところだったので、FilmLight製品をラインナップに加えることができて、心強く思っています。FilmLightのカラーマネージメントツールは、グレーディングだけでなく、オンセットやニアセットにも最適のものがありますので、われわれが既に取り扱っている製品と組み合わせることで、付加価値が上がり、より高いレベルでお客様に活用していただけるものと考えています」と話しています。「日本での市場拡大に対するFilmLightの意欲も伺っていますので、テクノハウスの総力を上げて期待に応えられるように精進するつもりです。」

テクノハウスは、11月の国際放送機器展InterBEE 2015(ブース ホール5/5402)で、FilmLight Baselight TWO、Daylight、FLIPによるFilmLightのレンダーレスワークフロー、カラーマネージメントワークフロー、4K HDRマスタリングソリューションを展示する予定です。…

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グッド・ジョブ、Baselightシステムの導入を決定

株式会社グッド・ジョブ(大阪市北区、小林弘典代表取締役)は、このほどFilmLightのBaselight TWOおよびFLUX Storeの導入を決めたと発表した。

同社は、大阪北区と東京都中野区に編集スタジオを有するポストプロダクションで、今後の4K制作の需要に応えるために、すでに4K/60pの制作にも対応している大阪スタジオの機能を拡充すべくBaselightシステムを導入する。また、ポストプロダクションの領域だけでなく、すでにソニーCineAlta 4KカメラのF65RSとPMW-F55も導入し、4K制作に幅広く対応していく計画である。

本年2月には3日間にわたって設立(1993年)以来はじめてとなる内覧会を開催し、フィルムライト株式会社の協力を得て、Baselightも導入計画の一部として発表した。これは同社のマーケティングの一環として行われたもので、撮影からフィニッシングまでのトータル・ソリューションを提供することによって、テレビはもちろん、映画やその他の作品でも4K制作の需要があるとの確信を得て、今回の導入に踏み切ったものである。

小林氏は「大阪には4Kの需要などない、という意見もあります。しかしながら、実際に様々な方からお話を伺うと、多くの仕事が東京に流れていっているのも事実で、手近にトータルなシステムがあれば、その流れを引き戻すことができると考えました」と話す。「正直なところ、社内にもいろいろな意見があって、導入に関して時間をかけて議論してきました。結論として、われわれは最高のものを提供することを目指そうということになり、スタッフが一致団結して、さらに一歩前進することになりました。」

小林氏はさらに続ける。「Baselightがグレーディングシステムとして最高であるということは世界が認めています。われわれが注目しているのは、素材をコピーするだけで、すぐにリアルタイム再生が可能なパフォーマンスであり、クライアントを待たせない迅速性、求めるイメージをすぐに作り出せる豊富なグレーディング・ツール群です。日本法人ができて、完全なバックアップを受けられるようになったということも導入を決意した要因です。」

本年7月の運用開始を目処に、今後準備を進めていく。…

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映画テレビ技術者協会の勉強会に参加

フィルムライト株式会社は2014年1月31日に開催される、日本映画テレビ技術者協会主催の第6回勉強会で「4K時代の番組制作ワークフロー」と題して実演を交えたセミナーを行うことになりました。

今年から徐々に始まる4K試験放送を前に、多くのテレビ関係者が興味を持っている4K制作のワークフローについて、映画の世界で10年以上高解像度映像を扱ってきたFilmLight製品によって、今後のテレビドラマなどの制作がどのように変化していくのか、デジタルシネマカメラをワークフローに取り込むことでどのように作品の質を高めることができるかなどについて一緒に考える場を提供します。

詳しくはこちら: http://www.mpte.jp/information/2014/benkyokai-6th.html

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共同テレビ、Baselight FOUR導入

4K放送を見据えて、4K/60Pに早くも対応

2013年10月18日 東京発: 株式会社共同テレビジョン(東京中央区、山田良明代表取締役社長)は、英国FilmLight社のグレーディング・システムBaselight FOURをフジテレビジョン湾岸スタジオ内に導入したと発表した。

Baselight FOURは4つの独立したノードによるクラスター構成のグレーディング・システムで、世界中で大作映画の制作に使われているもので、4K、特に映画で使われる4096×3112のフルサイズの4Kをはじめ、ステレオスコピック3Dにも対応している。

今回の導入にあたり機材選定を担当した同社技術センター制作技術部の高垣氏は「4K放送は、来年から試験放送が始まることが決まっていますから、その準備を始めるのは今でも遅いくらいです。これまでのビデオカメラからデジタルシネマカメラを使った収録に変わると、収録の方法だけでなく、ポストプロダクションを含めた、すべてのワークフローが変わります。その変化にスムーズに対応できるようにするためには、制作スタッフ全体の教育も必要ですし、何よりその中心になる機材の選定がとても重要です」と話す。

今回の導入の責任者である同社技術センター制作技術部の佐々木部長は「私たちはサービスを提供するのが仕事ですから、ディレクターやプロデューサーに満足していただける、また一緒にやりたいと言ってくださるようなシステムを構築することを目指しています。今回導入したシステムは、4K時代のサービスを象徴したものになるはずです」と強調する。

高垣氏はさらに「これからの放送であっても、フルサイズの4Kやステレオは当面必要ありません。われわれがBaselight FOURに求めたのは、そのパフォーマンスです。4K/60P対応と言われているシステムは他にもありますが、実際に見てみるとどれも決して満足できるものではありませんでした。Baselightだけが本当の意味でサクサク動く、つまりストレスなしに動くシステムだと言えると思います。もちろんお客様から高い評価をいただいてこそのサービスですから、これからが正念場ですが、強い味方を得たと確信しています」とシステムの能力の高さが導入の決め手になったと話す。

今回のシステムは、FilmLightの代理店である報映産業株式会社が設計と導入を担当した。また、同じ時期にFilmLightの国内法人であるフィルムライト株式会社が発足し、カスタマーサポートが充実されることが発表されている。…

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FilmLight、日本法人を設立

2013年10月17日 東京発: 英国FilmLightは日本国内に法人を設立したと発表した。これは、日本における4K放送開始にあたり、これまでのDI中心の営業展開を放送関連に広め、より多くのユーザー獲得を目指したもので、日本法人は社名をフィルムライト株式会社とし、本社を東京都文京区に置く。

FilmLightは2002年の発足以来、デジタルスキャナーシステムのNorthlight、カラーマネージメントシステムのTruelight、グレーディングシステムのBaselightを次々に発表、DIの世界では確固たる地位を築いてきた。日本のDI市場は海外と趣が若干異なり、またカラーマネージメントへの考え方も異なることから、日本でのシェア拡大は難しかった。海外では、最初にハイエンドの映画製作市場に浸透したBaselightも日本ではごくわずか、また、ニューヨークやロンドンの多くのポストプロダクションがコマーシャルでBaselightを使うようになり、小規模なシステムが紹介されても、日本ではなかなか浸透しなかった。

このような状況から日本市場への進出を図るために、デモや設計支援のプリセールスと、販売後のケアのサービス・サポートを強化するためにフィルムライト株式会社が設立された。

当面、フィルムライト株式会社は、4K放送に対応するためにどのようなシステム構築が必要かを潜在顧客に提案していくと同時に、既存ユーザーに対してはハイレベルなユーザーサポートを提供していく。

フィルムライト株式会社はInter Bee国際放送機器展に出展する。FilmLight製品は、販売代理店の報映産業殿のブース(8ホール8135)にも展示されると同時に、独自のブースを7ホール7307に持ち、開発中の最新技術を披露する計画である。さらに、Inter Beeの次の週には、イギリスのBBCで自然を扱ったドキュメンタリー番組を数多く手がけているTim Bolt氏をホストに迎えて、システムファイブと報映産業で、番組制作におけるカラーグレーディングの手法を紹介する。これらのイベントの詳しい内容については近く公開される予定である。

 

[フィルムライト株式会社 会社概要]

会社名              フィルムライト株式会社

設 立              平成25(2013)年10月8日

役 員              代表取締役  松井幸一

所在地              〒113­0033 東京都文京区本郷4­1­1玉屋ビル6F

電 話              03­ 6801 ­6280  FAX 03 ­6801 ­6284…

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プレスコンタクト

お客様の作品情報などをお寄せください。プレスリリースやケーススタディについては下記にご連絡ください。

松井 幸一
Eメール: [email protected]

Alexa Maza
Eメール: [email protected]

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